出会い

若いころ、すべては運だと思っていた。どこで生まれたか、どこの学校に行くか、どんな仕事に就くか、どんな女性と出会うか、誰と結婚するか。どれだけ頑張れるか。自分にできるだけのことはするけれど、

最近になって、それは運ではなく縁と呼ぶべきものなんじゃないかと思うようになった。自分だけで動いているんじゃなく、いろいろな人との出会いがあって、いろいろな岐路を乗り越えて来ているんだなぁ〜と。

一人の人との関わりが、次の人との出会いを呼んで、その先にずっと続く道が延びていく。改めて思い返してみると、さほど深く関わったワケではない人が、ずいぶんと沢山の人との出会いの機会を作ってくれていることに驚いている。

まだまだ人生は続くんだろうに、妙に悟りきったような文章を興している。こっぱずかしいったら、ありゃしない。でも、これが今の偽らざる人生観です。